私のナラティブ

正しいかどうか別として ごちゃごちゃ頭の整理箱

人生はマラソン

 

 

 

生まれた瞬間に、ピストル音が宙に散る。

 

 

両手を挙げながらゴールテープを切る瞬間、

人は死ぬ。

 

 

 

そう仮定しよう。

 

 

 

 

生きることに真面目すぎて、

焦って、急いで、疲れてしまった、

そこのあなたと私自身に向けて、

私は今、つらつらとこの記事を書いている。

 

 

 

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自分はまだまだ出来るのに、

やらせてもらえなかった。

自分は出来たと思っているのに、

大人は評価してくれなかった。

 

そんな過去があったからか、

それは分からないけれども、

とにかく実績を残したかった。

 

 

 

 

自分で何かを創り、それを大きくしたかった。

自分から何かをはじめ、それに人が集うことに魅力を感じていた。

 

エメラルド倶楽部に入りたいと思った。

 

 

 

自分自身にブランドが欲しかった。

 

 

 

大半の人間から、悪い意味で一目置かれていたと自分では思っている。

だからこそ、良い意味で一目置かれたい、

認められたい、ギャフンと言わせたい。

そんな感情をずっと抱いていた。

 

 

 

 

だから何もかも、がむしゃらに頑張った。

(座学以外←)

 

…座学とかそういう、

インプットばっかで実践できない勉強はどうも苦手だ。

社会人になるんだから、そうも言ってられないけども。

 

 

 

 

バイトではエースを目指し、

実習でもオール5を目指した。

 

 

 

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それに飽き足らず、

自分の市場価値を上げるべくいろんなことに手を出した。

学校とバイト以外の繋がりをつくりに行った。

 

 

 

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 リンクいっぱい張ってすみません。

うるさいですよね。

気になる方は過去の記事を見て下さい。

 

 

 

 

 

 

そんな私にとって、人生の醍醐味。

 

 

 

 

 

それは「就職活動」

 

 

 

 

 

 

 

最初は頑張っていた。

 

起業スクールも就活を意識しての行動でもあったし、

インターンに応募したり、

学校で行われる就活・インターン対策セミナーに参加したりしていた。

それが、春から夏にかけての話。

 

 

大学のランク的に、そして学部柄、

少し就活に疎いのもあるとは思うけれども、

私は周りに比べて就活の意識が高く、

早くから動いていた方だと思っている。

 

 

 

加えて、訳分からんバイトをはじめる。

 

 

 

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んで、秋から実習。

 

 

 

何なら昼間暇だからといって、

昼のバイトも始めたりした。

それが冬くらい。

 

 

 

すべての期間に並行してやってたのが、

学校と焼肉屋でのアルバイト。

 

 

 

最初はマスコミ系を目指していたから、

秋冬にあるインターンとかセミナーにもめちゃくちゃ応募した。

 

 

 

 

これら全部頑張った。

全部。がむしゃらに。

 

 

 

 

結果どうなったか。

 

 

 

 

無論。

 

 

 

 

疲れて病んだ。

 

 

頑張ったって所詮相性なんだと悟った。

私を見るのは機械でも何でもなくて、人間で。

結局誰かの主観の基、判断を下す訳で。

 

落ちたからといって、

その失敗を次に生かせるかって言ったらそうとも言えないし。

何より時間をかけたくせに全てがパァになることにむしゃくしゃする。

 

就活は相性。

婚活だとかマッチングアプリだとか、そういう類のものと一緒だとよく聞く。

 

恋愛において、

自分から相手にアタックしたことが皆無、

常に自分に寄ってきた人間を受け入れてきた私にとっては、

就活はというのは少々ハードルが高いみたいだ。

 

 

自分から行くとか、コスパ悪。

そう思ってしまう。

 

 

 

 

だからこそ頑張りたくないし、

でも頑張ってる姿を見せないと

企業には良い風には見えない。

 

 

 

キラキラ輝いていない人間を誰が肯定的に見るだろうか?

 

 

 

それに、

やればやるほど

自分がどうなりたいのか

どう生きていきたいのか

分からなくなってくる。

 

 

 

 

 

休みたい。

けど、年始からこそ就活を進めねば。

休んでなんていられない。

 

 

 

 

でも…。

 

 

 

 

 

そんな感じで、

説明会とか、セミナーとか、

予約キャンセルをすることがしばしばあった。

 

 

 

体と心が磨耗され、動きたくても動けない。

動けないことで、何も出来なくて、

罪悪感に苛まれる。

 

 

 

休んでも休みきれない。

動いても動ききれない。

 

 

全てが不完全燃焼。

 

自分が自分として機能してなくて。

 

 

 

 

 

そして、一回ドカンと病んだら治るのが難しい。

 

 

スポーツと同じように。

 

中高テニス部だった私は、

休憩時間を取らずに練習や試合を続け

水分補給やストレッチを十分にしなかった結果、

脱水症状やスポーツ貧血で倒れる。

もしくは足をつる。

そうして練習早退。試合は中止。私の負け。

誰かにおぶってもらって帰る。

 

コンスタントに休憩をとっておけば、

最後まで練習できただろうし、

大会でもっと良い結果を残せたかもしれないのに。

 

そんな日はざらにあった。

 

 

 

 

就活の話に戻そう。

一回染み付いた思考回路は中々払拭出来ない。

3日間くらい休んで、さあ頑張ろう!と意気込む。

けどいざ頑張るとき、すぐ疲れてしまう。

3日間も休んだのに。

 

それが、1週間、2週間、1ヶ月、、、

 

自分の「休息期間」がだんだん増えていく。

 

 

 

 

 

 

なんてコスパが悪いんだ!!!!!

 

 

 

 

 

 

最近ふと、

高校時代にノリで占いをしてもらったことを思い出した。

 

友達と街ブラをしていて、

たまたまフリーマーケットが開かれていて、

一角に怪しいマダムがちょこんと座っている。

手元にはタロットカード。

段ボールで出来た看板には、

「占い 500円」

 

あの日、色んなことして遊んだはずなのに今では何も覚えていなくて、

でも不思議なことに、占いをしてもらったことだけは唯一覚えている。

 

 

 

 

怪しいマダムに言われたこと。

 

 

「自分にご褒美を与えなさい」

 

 

私の性格を見事に言い当てられた上で、

(汎用性の高い性格を羅列したに過ぎないかも知れないけど、当時の私には響いた)

そうアドバイスを貰った。

 

なんでもいい、ご飯でも、遊びでも。

適時自分を褒めて褒美を与えることで、

貴方は躍進するでしょう、と。

 

 

その際引いたカードは何故か貰うことができ、

今でも持っている。

 

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今思い返せば、

休むときに「自分へのご褒美」

と思ってたことがあまり無かった気がする。

 

「疲れたから、明日の為に休む」

「モチベが下がったから、モチベを上げるために動画を眺める」

「ムシャクシャする気持ちを引きずりたくないから、タバコを吸う」

 

 

どれもこれも、

常にその先のこと見据えて、

常にやるべき事を抱えてて、

マイナスをゼロへ持ち上げるための手段に過ぎなくて。

 

 

 

その日自分が頑張った事や耐えた事、

それを評価し認めることがあまりなくて。

 

自分がやるべきことは当たり前のことで、

ご飯を食べて、寝る、みたいなことと同じように、

「それをした上で、次に何する?」

そればっか。

 

 

 

自分のそういう思考パターンに気づいたとき、

ちょっとずつ変えていこうと思った。

 

 

自分をそのつど評価しよう!

そしてご褒美をあげよう!

 

 

バイト終わりに、意図的に

店長にたかって焼肉なり寿司なり連れて行ってもらう。

コンビニに寄って好きなものを買う。

 

それらを食す時に、

「あー自分頑張ったわ~」

「今日をこなした自分偉いわ~」

と思いながら、(←これが一番大事)

味を噛み締める。

 

 好きなVTuberさんのアーカイブや録画したテレビを、

好きなおやつだとか飲み物を片手に、

全力で癒されに行く。

 

このときも、

「最高のご褒美や~」

と思いながら(←まじで大事)

全て放り投げて、ご褒美のこと以外は考えない。

 

 

 

その日の自分を肯定的に評価して、

意識的に、報酬をちゃんと与えること。

 

 

まだそれをやり始めて間もないけれど、

少しだけ、自分の最大トルクが上がった気がしている。

 

 

 

 

「休むこと」と「だらけている」ことは違う。

 

「休んでいるはずなのに疲れが取れない」

「気持ちが晴れない、むしろ疲れる」

 

そういう人は、もしかしたら、

休んでいるつもりでいるだけかもしれない。

私みたいに。

 

私の場合は実際「だらけている」だけだったと思う。

ただただ、「疲れたから動かない」みたいな。

 

 

だから、考え込みがちな人、完璧主義的な人は

自分の思考パターンを分析してみるといいと思う。

否定的自動思考に少なからずなっているかもしれないから。

 

 

 

人生100年時代、

年を重ねるにつれて体は老いていく。

それに反して、仕事でもプライベートでも、

背負うもの、責任がどんどん重くなっていく。

 

だからこそ適度に休んで、

自分のバッテリーを常に100%に近い状態にしないと、

すぐバッテリーが劣化しちゃって、もたない体になってしまう。

 

 

 

これって当たり前のことかもしれないけれど、

私にとっては当たり前じゃなかった。

今そのことに気づくことができて良かったと、

心底思っている。

 

 

 

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人生はマラソン

 

どうせゴールは「死」なんだから

タイムを気にして死にそうになりながら走るんじゃなくて。

急ぐ必要なんて全くない。

周りの評価なんて関係ない。

自分自身が楽しめるかどうか。

 

山あり谷あり、その風景や空気を楽しんで。

 

並んで走る人、

私が背中を追いかける人、

私の背中を追いかける人。

 

一緒に肩を並べたり、

時には抜かし、時には抜かされて。

 

そういうのを全部を楽しみたいよね。

 

んで、すがすがしい笑顔で、

大空に向かってガッツポーズして白線を超えたい。

 

 

 

 

もしこの記事を読んでくれて

共感してくれる人がいてくれたのならば、

是非その手をとりたい。

 

 

 

一緒に人生、走りぬこう。