私のナラティブ

正しいかどうか別として ごちゃごちゃ頭の整理箱

リーダーになろうとしてた

就活に向けてまじでがんばらなきゃいけなくて

もう先延ばしにしたり逃げたりとか

そんなことしてらんなくなってきたこの頃

 

友達と会うたびに就活とか将来のこと

そればっかしか話してないこの頃

 

体調を崩して何もしないで1日が終わる

何かやろうと思って結局何もできず1日が終わる

 

そういう日にめちゃくちゃ自己嫌悪する

 

人より遅れをとってしまった

みんなは頑張ってるのに私は何をしているんだ

 

そうして自信とモチベが落ちて

エンジンがかかりにくくなり

トルクも下りに下がる

 

まさに負のループ

 

 

 

 

けど、バイトをした日は全く違う

時間を無駄にしなかったという達成感

明日も頑張れそうだと思う

 

 

実際はどうだろう?

 

 

お金を稼いだだけ

そして体力を消耗した

ランナーズハイというものなのか

 

まあ厳密にはちょっとずつ、ちょっとずつ、

色んなスキルを磨いている

トーク力とか洞察力とかいろいろさ

人脈も広がる

 

 

それでも

 

就活において前進はしていないじゃないか

今極めるのはそこじゃない

 

 

冷静にそう思った時

何もしていない1日

バイトをしていた1日

更には

合説とかインターンとか行った1日

 

どれもただの1日で

 

そこに一喜一憂しているのは勿体ない

 

どんな1日でも何かしら得たものがあって

 

私が自己嫌悪するような日だって

よくよく考えれば自分を見返すいい機会だし

肉体的に疲れてない分

明日の稼働力は大きい

 

 

毎日毎日

ほんの小さな失ったナニカよりも

ほんの小さな得たナニカを意識しよう

そして明日を見よう

 

そうしていくうちに失うものも減っていって

得るものがどんどん増えていくんだ

 

 

そう思うようにしよう

 

 

 

 

 

前フリが長くなったワ笑

 

 

 

今回はバイトを特に頑張ってたちょっと昔の話

 

自分の接客スキルをひたすらあげようとした1年間

 

けどそれじゃダメなんだ

組織としての質を上げよう

 

そう思って熱心にバイトにファイトしてたこの1年間の輝かしい自分の話を整理しよう

 

 

 

-----------------------

 

今から1年前

前の焼肉屋から異動して1年経つか経たないかの頃

バイト先の店長が変わった

 

とてもおおらかで優しい人

感情の起伏がなく大人な人

ガキの意見にもちゃんと耳を傾けてくれる人

 

でもリーダーっぽいタイプでは無かった

 

そしてバイトリーダーも

そんなにリーダー気質ではなく、

自分を突き詰めたり

後輩に指導したりするような感じではなかった

 

同じようなタイミングで、

3人の新人がドカっと入ってきた

 

 

そうしたらどうなったか

 

お店の雰囲気は柔らかくなった

だって怒る人がいないから

だれもバイトの動きを監視していない

 

けれど裏を返せば緩くなった

 

作業をこなすだけ

こなす作業量も減った

こなせる作業が増えない

 

半年バイトやっていようが

電話対応が下手な人は下手なまま

客案内が下手な人は下手なまま

常連さんを一向に覚えない

独りよがりの作業で周りが見えてない

つまり連携が取れない

代行も呼べない

満卓の時新規に姉妹店を紹介できない

姉妹店に予約の電話ができない

新人に教えられない

教える内容が浅い

 

そう、現状維持という名の下向

 

売上が面白いくらいに下がった

 

 

 

店長は落ち込んでいた

私はムカついていた

 

 

 

店を閉め飲みにいった時、店長に言われた

 

「歴的には〇〇君がバイトリーダーだけど、

俺はop5ちゃんがバイトリーダーだと思ってる。

だからop5ちゃんがみんなを引っ張っていってほしい」

 

現に店長は、知り合いに私を紹介してくれる度に

「うちのエースです」

「うちのバイトリーダーなんですよ」

そう言ってくれていた

 

 

「店長が本気なら、私も本気でついていきますよ」

 

こうして私と店長はタッグを組んだ

 

 

純粋に店長が好きだったし、

組織で頑張らない人がいることが許せないタイプだった超体育会系の当時の私は、

この温室栽培された野菜達をどうにかせねばと躍起になった

 

 

 

さて、実際に何をしたかについて

 

・私がホールのロールモデルになる

・トップとしての人格づくり

・店の分析/バイトの分析

・指導

・みんなと仲良く

 

特別なことは一切していない

当たり前のこと

けれど、当たり前のことを当たり前にやるって意外と難しい

特に自分自身以外に働きかけたい場合はそう

 

 

・ホールのロールモデル

 

見本になる人がいないと大抵人は成長できない

学ぶことは真似ること

 

「私だって誰かを目標に頑張りたかったワ」

「そんな人居なかったけど努力したワ」

「お前らもそうしろや」

…そう思ったし言いたかったけど

自分は自分

他人は他人

 

しょうがないから、

人に尊敬されるよう

恥じないよう

誰よりもホールの仕事のどの分野においても

秀でるように心がける

 

客案内からお見送りまで

スムーズに、手厚く

バッシングやドリンクをつくるとき、皿をあらうとき

如何に早く効率的に済ませるか

そしてお客さんに話しかけてもらえるように

笑顔で余裕をもって、物腰柔らかに

 

 とにかく口先だけじゃない、肩書だけじゃない、

実力を兼ね備えた人間になるようにした

 

 

 

・トップの人格へ

 

私はキレやすい

バイト中、自分にできて他人ができていないことを見つけるとイラつく

それが何回も重なるとイライラする

そしてお客さんに迷惑がかかるとキレる

 

社員やバイトにあからさまに態度に出す

皆に嫌な思いさせたり反感を買わせることを承知の上で遠慮なくやる

 

ただ、お客さんには一切それを見せないようにする

むしろそういう時こそ誰よりも笑顔で神接客をする

そして自分の仕事は勿論、他のバイトの仕事もぶん取って

自分なりに完璧のレベルで遂行する

 

そうすることで、

私がどんなに横暴な態度をとっても

「絶対お前らに私の文句を言わせねえかんな」

「言えるもんなら言ってみろ、論破してやる」

…そう構えていた

 

 

実際そうしたらどうなったか

 

みんなビクつく

ホールの雰囲気が沈む

けど、行動がテキパキする

 

そうしないとみんなが本気出さないからしょうがないじゃないか

私だっていちいち他人に自分の感情を左右されたくないわ

お客さんファーストでいくならそうするべきだ

 

そう思っていたら、店長に言われる

 

「あんまキレないでほしい」

 

「…」

 

 

私がキレるとみんなが仕事をやりづらくなるから

キレる以外の方法を見つけてほしい

とのこと

 

…キレるまで、私は仕事がやりづらいのですが

キレたら、私は仕事がやりやすくなるのですが

 

そう思ったけど、

確かにそんな安直な恐怖政治で大勢をを制するのは嫌だ

恐怖政治の辛さはバイトメンバーの中で私が一番わかっていると自負している

だって2年前、あからさまなパワハラに本気で病んだから

 

 

neverflatterothers.hatenablog.com

 

 

それに、人の上に立つ人間の思考としてそれは良くない

私の道徳心がそう言っていた

 

 

だから私は、アメとムチ戦法をとる

そして女の子には極力厳しくせず優しくした

 

仕事中はキレずとも、厳しい雰囲気を醸し出す

テキパキやる

怒らずとも、指示的なコミュニケーションを多く取る

熱は込めずとも、厳しい内容のアドバイスをする

 

そしてお客さんが引いて落ち着いたときとか

みんなが退勤するとき

笑顔で

「今日大変だったでしょ、おつかれさま」

「おつかれ!気をつけて帰ってね!」

なーんて言う

 

ほんとにこんなんでイケてんの?って思っていたけど

ひとりには

「最後の一言が良ければ全然気持ちいいよ」

ひとりには

「op5さんに褒められるのが、だれよりも嬉しいです」

と言ってもらえた

 

…ほんとうにみんなチョロい

みんなお優しい、とても純ないい子、めっちゃかわいい

 

そしてもう一つ、

女の子に優しくするのには理由がある

 

女の子は比較的男の子より

人に怒られる経験や真正面からぶつかる経験が少ないと思っている

だからそういう耐性がない

 

つまり私がキレるとまじでめげる

男の子にキレただけで、その様子を見ただけで他人なのにめげる

 

ゆで卵は地面に落としてもいいやって思えるけど、

さすがに生卵は丁重に扱わなければならない

 

そして何より

私は女の子の涙とか、弱っている姿にはいつまで経っても慣れない

 

そういった事態は避けたい

 

 

まあそんな感じで、バイトリーダーとしての人格者?的な

そういうのを装った

 

 

 

・店の分析/バイトの分析

 

とにかく課題を洗い出すために、

バイト中に人間観察を怠らなかった

自分が客だったらどうだろう?

常にそれを考えながら場面場面の整理をする

 

そして、店を閉めたら店長と飲みに行く

 

バイトひとりひとりについてどう捉えているのか共有し

社員さんやバイトの接し方やそれぞれの相性とか、長所短所とか

沢山討論し、「うちらじゃもうどうもできねえよ…」ってよく頭を抱えていた

「…いっしょに辞めて、新しいお店でやりますか☆」

笑えない冗談で無理矢理笑っていた

 

 

これは飲みながら店長と話し合った時のメモ 

写真に帰ろうねって

一つ一つ整理してた

f:id:neverflatterothers:20200202042920j:image

 

そして毎月お店のミーティングを開くようにし、

課題共有をするようにした

 

分析した結果をもとに、

私はバイトメンツの相性を考慮しながらシフトをつくった

 

 

 

 

・指導

 

これは過去の記事でも触れた内容になる

 

バイトには、自分で考えて動けるようになってほしい

自分で方程式を見つけ、それを応用してほしい

 

どうしたらそうなるか

 

無理矢理考えさせるしかない

 

だから何かミスややるべきことを見つけた時には

「○○やって」

ってただ指示するんじゃなくて

「今この状況どう思う?」

「自分だったらどうする?」

って聞く

 

「…××ですかね?」

って言われたら、

「じゃあそれやってみ」

自分なりに答えを出させる

私は教えない

 

どうしても考えさせる時間が無かったり

そうさせる必要性がないなという時には

「こうすると効率良いよ」

「先輩の動きちゃんと見ときな」

 「分かんなかったら何でも聞いてね」

とか言って、答えを教えたり、漠然と何かを考えさせるよう促したりしてた

 

 

 

・みんなと仲良く

 

誰とでも冗談とか雑談できるように

皆に対し心を開いた

 

自分を慕ってくれたり好意的に接してくれる人に対して

悪い印象持つことってまずないじゃん?

 

みんなが仲がいいことに越したことはない

そこがブレなければバイトは定着しやすい

つまり仕事を極めやすい

 

だれとも分け隔てなく接するように

どこにも属さず寄らず

たまには飲みに誘ったりして

仕事に真剣に向き合う時間以外の時間を大事にした

 

 

 

 

 

 

以上。

 

今はそんなことさほど考えていない。

他に労力を費やさなければならぬことがある。

 

 

 

自分で言うのもなんだけど、

偉いね、昔の自分。まじで偉いよ。

将来に生きるといいね。

そんだけ頑張れたんだから、就活だってやり遂げられるよ。

 

 

 

…私を褒めてくれる人がいないから、自分で自分を肯定するしかできない

 

そんな哀れな女は最近ずっとYouTubeで全肯定ボイスを聞いているらしいよ。

 

 

 

 

あーーーーーーー!!!!!!!!

全肯定botが欲しい!!!!!!!!

よしよしされてーーーーー!!!!

バブバブしてえーーーーー!!!!