私のナラティブ

正しいかどうか別として ごちゃごちゃ頭の整理箱

顔と性格

 

人は顔がすべてだなんて全く思っていない。

顔で人を判断するのは良くない。

そんな人は嫌い。

 


でも、私は無意識的に差別をしてしまう。

かわいい人は触りたくなるし、

ずっと顔を見ていられる。

 

逆に、目も当てられないくらいにブス、というか、顔のパーツがどうのこうのっていうのは別として、自分の身なりに気を使っていない人の顔は、どんなに仲が良くてもその人の目を直視できない。

 

 


そういうのは人としてどうか?

とは思うのだけれども、それでも無理。

生理的にダメ。

体が反射的に拒否してしまう。

 

 

最低な奴だなまったく。

くそやろうでごめんなさい。

 

 


 

 


大きな声では言えないけれど、

実際にそんな友達がいた。

結構仲がいいと思う。

 

でもでも、私はその子のことが好きだ。

 

 


言っていることが

無茶苦茶に聞こえるかもしれない。

 

 

 

というか無茶苦茶でしかない。

 

 

けど、呆れずに最後まで読んでほしい。

 

 


その子について、

嫌いなところはたくさんある。

何なら特別仲良くない子よりも、

嫌いなところはほんと嫌い。

 

 

なんだけど、

 

それが彼女らしい、

個性だなって思っている。

 

 

ある程度見限っているから、

もしかしたら、

そんな彼女を

好きでいられているのかもしれない。

 

 

 

可能性の話だが。

 


何がそんなに好きかというと、

過度に自閉する割に

他者への攻撃が凄まじいのだ。

 

意味が分からない。

そのギャップが面白い。

 

思考が過激で極端で、そして賢い。

 

 

そんな人、同世代でいるか?

 

 

なかなかいない。

だから絡む。

変人すぎて面白い。

新鮮だ。

私にはない発想を次から次へと発する。

山ほど色んなことに気づかされる。

とても勉強になる。

 


文章じゃ伝わりづらいと思うが、

誤解がないように言っておく。

 

 

馬鹿にして、

面白がって、

からかっているのではない。

 

 

真剣に、面白いと思っている。

 


 

 


よくよく考えたら、

これってすごいことなのだと思う。

 

だって、顔が

(私の価値観に沿った場合)

あまりよろしくないのに、

人に好かれているのだから。

 

 

内面が外見に邪魔されてもなお、

ちゃんと誰かに評価されているのだから。

 


 

 

 

 

――私はどうだろう?

 


私は自分をブスだと思っていない。

 

美人だとこれっぽちも思っていないが、

ありがたいことに

見た目を評価されることが稀にある。

 

 

 


私はそれに甘えて生きている気がした。

 

 

 

 

もし今の私が、彼女の顔になったら?

 

 

 


どれだけの人が私への態度を変え、

離れていくだろう。

 

 

 

それでも好きでいてくれる人は、

どのくらいいるのだろう。

 

 

 

 

そう考えたら、

自分に自信が無くなってきた。

 


 

 


「自分」とはなにか。

 


 

 

 

内面を磨こう。

 

 

 

 

 

まともに人と付き合えなくて、

曖昧な関係さえ続かなくて、

パパにも嫌われる。

(何で嫌われたかは永遠の謎)

 

 

 

 

そんな私とはもうオサラバホイホイだ。

 

 

 

 

 

人を惹きつけられるくらいの女になろう。

 

 

 

 

 

自分の中身で、周りと勝負しよう。

 

 

 

 

 

 

私の見た目から特徴一つずつ取っていって、

目に見えない魂だけになっても、

 

それでも君じゃなきゃダメなんだ

 

そう言ってくれる誰かと巡り会えますように。

 

 

 

お高い女を目指すんだ。